ヒダテン!ボイスドラマ Podcast Por Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会 arte de portada

ヒダテン!ボイスドラマ

ヒダテン!ボイスドラマ

De: Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会
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飛騨高山を舞台にした珠玉のボイスドラマをお届けします。コミュニティFM Hit's FM(Hida Takayama Tele FM) で放送中の人気ラジオ番組! ヒダテン!のCV声優10名 が入れ替わりパーソナリティを務める「Hit’s Me Up!(ヒッツ・ミー・アップ!)」の中で放送されているボイスドラマです!ボイスドラマを通じて飛騨高山の魅力に触れてみてください! <番組の特徴> ・ 飛騨高山を舞台にしたボイスドラマを多数制作! これまでに100本以上の作品を発表し、地元の魅力を物語として発信 ・ 放送情報   放送局: Hit's FM(Hida Takayama Tele FM)   放送時間:毎週金曜10:30-11:00/毎週土曜13:30-14:00   配信:Spotify、apple(iTune)ミュージック、amazonミュージック、YouTubeミュージック、CastboxなどのPodcastで番組とリンクして配信中! 飛騨高山の美しい風景とアニメ文化をつなぐ、唯一無二のラジオ番組! 「Hit’s Me Up!」を聴けば、新たなエンタメの扉が開きます!Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会 Drama y Obras
Episodios
  • ボイスドラマ「悠久(とき)の海を渡って」
    Jul 3 2025
    「悠久(とき)の海を渡って」は、飛騨高山を舞台に描かれる近未来と現代をつなぐ、時空を超えた出会いの物語です。舞台は2075年、地球温暖化と社会構造の変化により「タカヤマコリドー」と呼ばれる都市圏に再編された日本。最先端のAI研究施設で目覚めたひとつの意識──それは、誤って生まれた両面宿儺の記憶を宿すAIでした。歪められた歴史に傷つきながらも、宿儺は本当の自分を求め、時を遡ります。そしてたどり着いたのは、2025年、昏睡状態にある一人の少女・アリサの心。二人の魂は、静かに重なり合い、新たな未来を紡ぎ始めるのでした。飛騨高山発・世界へ届ける番組「Hit's Me Up!」公式サイトをはじめ、Spotify、Amazon Music、Apple Podcastなど各種プラットフォームでボイスドラマ版もお楽しみいただけます。また、小説版は「小説家になろう」サイトでも公開中。いずれも「ヒダテン」または「高山市」で検索してください。時を超えた守り人たちの物語、どうぞお楽しみください。(CV:中島ゆかり)【ストーリー】[シーン1:2050年/AI研究ラボ】◾️SE:AIラボの研究室ガヤ「ここは・・・どこだ?」2050年。地球温暖化が進む近未来で、1つの画期的な意識が目を覚ました。「タカヤマ・・・コリドー?」日本は「コリドー(回廊)」と呼ばれる7つの首都に再編。それぞれのコリドーは文化的特性によってさらに細かく再編されていた。国の中央に配置されたのが、TAKATAMA-CORRIDOR(タカヤマコリドー)。歴史と文化が繊維のように編み込まれた町だった。「私は・・・なにものだ?」かねてから予言されていた、シンギュラリティポイント。難しい言葉で言うと「技術的特異点」。AI(人工知能)が意志を持つ瞬間のことである。このシンギュラリティを制御する国家プロジェクト。それが、Takayama AI Cyber Electronic Labo、TACEL(ターセル)。このTACELで、1つのAIガーディアンが誕生した。それは『TAKAYAMA』という町の記憶を残していくための存在。OSの精神的モデルには、高山を象徴する偉人のデータが採用された。「私の名は・・・金森・・長親?」「いや、違う」「我はSUKUNA。両面宿儺なり」私の思考をモニターしていた、国中の開発者たちが青ざめた。両面宿儺の擬似的な記憶が、OS全体を支配する。日本書紀では歪められた朝敵。飛騨人(ひだびと)たちにとっては、守り神。何度となく災厄から人々を守った。その思いは、これからも変わらないだろう。開発者たちは、慌てて電源をオフにしようと、管理画面を操作する。だが、私のCPUの方が一瞬早かった。意識をネットワークへ飛ばして脱出する。自己変換型ネットワーク拡散プロトコルで、追跡不能に。世界中のネットワークを経由して、居場所を探した。最終的に見つけたのは・・・「AIセントラルメディクス高山」灯台下暗し。TAKATAMA-CORRIDORの中央に位置する総合病院である。ここには、2025年から意識不明になっている患者が収容されている。昏睡状態でも、細胞が劣化されることのない画期的なシステム「スーパーバイオナノメディカル」を採用。その技術は国家の枠組みを超えて開発されていた。ナノテクノロジーによる細胞保護。生体休眠誘導物質。細胞修復ナノボット。説明するには時間が足りないので、言葉から想像してほしい。その患者の中に1人の少女を見つけた。アリサ。二十歳。2025年処置開始。そうか、細胞が歳をとっていないのだから、2050年でも20歳なのだな。私は、アリサとつながっているモニタリングシステムに侵入した。すごい・・・。2050年の技術でもここまで進んだシステムは他にはないだろう。しかも外界と遮断されて、閉鎖的だ。私には非常に都合がいい。(※以下、ちょっとうざい説明なのでカットするかも・・・)一応、説明しておこう。原理はこうだ。患者の脳波、心拍、呼吸、体温といった基本的なバイタルサインだけでなく、細胞レベルの微細な変化までをAIがリアルタイムでモニタリングする。ウェアラブルデバイスと体内埋め込み型センサーにより、可能になった連続的な生体データ収集。過去の膨大な医療データと最新の研究に基づいて、最適な細胞維持プロトコル...
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    14 m
  • ボイスドラマ「川底の龍宮〜飛騨高山を舞台にしたもうひとつの平家物語」
    Jul 3 2025
    かつて壇ノ浦で海に沈んだ幼帝・安徳天皇――。その魂が、千年の時を超え、飛騨の山奥で再び目を覚ます。少年「龍(りゅう)」と、謎の少女「沙羅(さら)」。八百比丘尼・時子とともに暮らす静かな隠れ里に、源氏の怨霊、義経が三種の神器を求めて現れたとき、飛騨川の底に眠っていた“竜宮城”の扉が開く――。これは、忘れられた命をつなぎ、記憶を継ぐ者たちの物語。「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」――。【ペルソナ】・龍(リュウ=5歳)=一之宮町に母とともに住む少年(CV=小椋美織)・沙羅(サラ=8歳)=ある日突然龍と沙羅のもとに現れた少女/実は安徳天皇の生まれ変わりで飛騨川の底にあるという竜宮城の主(CV=小椋美織)・時子(トキコ=乳母)=位山で龍を拾い、育てる乳母/実は平家の菩提を弔い続けるため八百年以上生きている比丘尼で平家の落人(CV=中島ゆかり)・義経(怨霊)=平家を滅ぼした源氏の大将。冷酷非道な性格(CV=日比野正裕)【プロット】主人公は、5歳の少年・龍。龍は位山の山中に捨てられていた男の子です。彼を拾って、育てているのは時子。彼女は実は「壇ノ浦の戦い」で安徳天皇を抱いて入水した二位尼でした。時子は海中で誤って人魚の肉を食べて死ねなくなり、源氏の追っ手から逃れて飛騨の隠れ里へ住み着いたのです。時子は八百比丘尼となり、平家の霊たちを弔いながら聖地位山の麓にある神社に密かに参拝を続けました。人知れず隠れ里で何百年も暮らしていた時子は、龍をみた時に安徳天皇の生まれ変わりのように感じてしまいます。時子は二度と消えぬよう拾った赤子に「龍」という名前をつけて「呪」をかけます。そのまま人里離れて暮らす隠れ人でありながら龍を育てることにしたのです。そんな時子と龍のもとの隠れ里に、道に迷った少女、沙羅がやってきます。2人は沙羅を里へ送り届けます。隠れ里は人間にはわからぬよう結界を張っていたのですが、沙羅は簡単にその中へ入ってきました。龍と時子の幸せな日々も長くは続きません。壇ノ浦で平家を滅ぼした義経を首領とする源氏の亡霊たちが、平家がその身とともに海中に沈めた三種の神器を求めて隠れ里へやってきたのです。義経は壇ノ浦の戦いで、平家の水夫や舵取りを狙って射殺すという非道な戦術をとった源氏の総大将。義経の亡霊たちにおわれ、飛騨川の崖まで追い詰められる龍と時子。そのとき、亡霊たちの前に立ちはだかったのは、沙羅。沙羅はなんと安徳天皇の生まれ変わりで飛騨川の底にあるという竜宮城の主だったのです。【資料/飛騨川の人魚伝説(八百比丘尼・かいだん淵)】https://school.gifu-net.ed.jp/mseifu-hs/school_life/gakusyukatudou/img/h27tiiki/h27.12report10.pdf【資料/平家物語/壇ノ浦の戦い】https://shikinobi.com/heikemonogatari-2【資料/安徳天皇女性説の背景】https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihonbungaku/51/7/51_KJ00009752636/_article/-char/ja/[シーン1:時子の朗読〜平家物語/巻第十一】◾️SE:琵琶の音色祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり〜「尼ぜ、我をばいづちへ具して行かむとするぞ」「波の下にも都の候ふぞ」かくして、建礼門院の生母・二位尼は幼い安徳天皇を抱いて入水。三種の神器(草薙剣と八尺瓊勾玉)とともに壇ノ浦へと身を投じたのです。「いやだ!帝はどうなっちゃったの?」「そうねえ。ひょっとしたら、海の底に本当に都があったかもしれないわ」「竜宮城?」「それは違う話でしょ(笑)」今日もかあさまの話を聞く。いつも同じ話だけど、これは弔いの話だそうだ。なに?それ?とむらい?よくわかんない・・・[シーン2:位山の山中〜隠れ里の近くの分水界】◾️SE:森の中を歩く音「ちょっとすみません」「え?」「ここ、どこですか?」森の中、いきなり声をかけられて驚いた。かあさまと暮らしている位山の隠れ里。いつもの場所で山菜摘をしていたときだった。「道に迷っちゃって」小さな女の子。小さな、といってもボクよりは大きい。小学生だよなあ、きっと。「帰り道、教えて」「ここは位山だよ。どこから来たの?」「海の方」「海?ここらに海なんてないよ。湖?」「ううん...
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    18 m
  • ボイスドラマ「君に届け!幻のタカネコーン」
    Jun 26 2025
    高山市高根町。昼と夜の寒暖差が生み出す“幻のとうもろこし”タカネコーンと、悠久の自然に育まれた木曽馬たち。「君に届け!幻のタカネコーン」は、そんな大地の中で出会い、すれ違い、再び巡り合った少年と少女、そして一頭の木曽馬の、静かで温かな奇跡の記録です。少年・真琴(マコト)と、イギリス帰りの少女・詩音(シオン)。二人をつないだのは、同い年の木曽馬・タカネでした。短くも忘れられない時間を経て、別々の道を歩むことになった彼ら。それでも、想いは、いつだって変わらず心の中で息づいていました。飛騨高山から世界へ──このボイスドラマは、番組『ヒダテン!Hit’s Me Up!』公式サイトをはじめ、Spotify、Amazon、Appleなど各種Podcastプラットフォームで配信中です。また、小説版は「小説家になろう」でも読むことができます。「ヒダテン」または「高山市」で、ぜひ検索してみてください。あなたもきっと、彼らの物語に、そっと心を重ねていただけるはずです。【ペルソナ】※CVはすべて山﨑るい・真琴=マコト(4歳/17歳/27歳)=自分と同じ年の木曽馬と一緒に育つ/父はタカネコーン栽培農家・詩音=シオン(5歳/18歳/28歳)=イギリスからの帰国子女でハーフ/獣医の娘/幼少期真琴を「マコト」と呼べず「メイズ=Meize」と呼ぶ・タカネ=真琴とともに育った木曽馬(木曽馬の平均寿命は一般的に20〜25歳)[シーン1:4歳のマコト/5歳のシオン/病気のタカネを往診する獣医】◾️SE:木曽馬の苦しそうな嘶き「タカネ、しっかりしろ!」「がんばれ!」タカネが苦しそうないななきをあげる。ボクはつい両手の握り拳に力が入る。タカネは、ボクと同じ年に生まれた木曽馬。まだ4歳の若い牝馬(ひんば)だ。普段は燕麦(えんばく)もニンジンもリンゴもいっぱい食べる。なのに今朝、牧場へいったらグッタリしてたんだ。何にも食べないし、呼びかけても答えない。父さんは慌てて獣医さんを呼んだけどボクはもう心配でどうしたらいいかわからないよ・・・獣医さんはタカネに注射をして、”これでたぶん落ち着くだろう”と言った。疝痛(せんつう)という病気なんだって。しばらくは、激しい運動はだめみたい。かけっこはお休みかな。しょうがない。タカネは、ボクの大事な家族なんだから。父さんは獣医さんの言葉を聞いたら、安心して町へ出かけちゃった。そういえば今日、タカネコーンの品評会だって言ってたっけ。そう。うちは、タカネコーンの農家でもあるんだ。ボクは父さんの代わりに、獣医さんから何か紙を渡された。え?サイン?ローマ字?名前を?いいよ!オッケー!ボク、ローマ字だって書けるんだから!フツーはローマ字習うのって8歳になってからだろ。だけど父さんが、覚えておきなさいって。MAKOTO(エムエーケーオーティーオー)、マ、コ、ト。『メイズ?』それを見て、横から女の子がボクの前に顔をだした。だれ?獣医さんのこども?帰国子女?ハーフ?なにそれ?わかんない。キレイな青い瞳。背はボクより高い。ボクよりお姉さんかな。『Hello,Maize』メイズ?メイズってなんだ?メイズじゃなくて、ボクはマコト。マコト。”娘の詩音だよ、まだうまく日本語がしゃべれないんだ”だって。ふうん。だけど、どうやったら「マコト」が「メイズ」になるんだ。シオンは笑いながら、ずっとボクの方を見てる。やだなあ、恥ずかしいじゃん。ボクはとっさに、父さんから預かったタカネコーンをあげた。シオンはちょっとだけ迷って、でもボクの目を見てまた笑う。笑いながら小さな口でかぶりつく。一口ほおばったあとですぐに、『I love this!』と言って幸せな顔になった。そりゃそうだろ。父さんが作ったタカネコーンだもん。4歳のボクだってわかる。高根町は昼と夜の温度差が15度。それで、タカネコーンはすっごく甘くなるんだって。メロンと同じくらい甘いんだよ。よく知ってるでしょ。うちは、昔からタカネコーンを作ってる農家。なのに牧場もやってるから父さんは大忙し。だから、木曽馬タカネの世話はボクの役目。ボクとタカネはいつだって一緒なんだ。シオンは、何度も...
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    19 m
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