Japanese Fiction Thrillers

リスベットは襲撃者たちを撃退した。

抗争か、半グレの怨恨か――“史上最弱”!?の刑事が大活躍！ 甘糟達夫は「俺のこと、なめないでよね」が口ぐせのマル暴刑事だ。ある夜、多嘉原連合の構成員が撲殺されたという知らせが入る。

悲しい事件を機に故郷を離れ、叔父の営む袋物店・三島屋に預けられたおちか。彼女は「変わり百物語」として、人々から江戸市中の不思議な話を聞き集めていた。ある日、ひどくやつれたひとりの男が三島屋を訪ね、おちかに話を聞いてほしいと懇願する。番頭の八十吉は、男の尋常でない様子に不安を覚えるが、おちかは必死の訴えに心を動かされ、彼の話を聞くことを決めた。元差配だという男は、自身の過去を訥々と語る。勝気な一人娘、おもんのこと。店子の看板屋夫婦が拾った物言わぬ捨て子・末吉の、奇妙な“泣き癖”のこと。だが、おもんが片恋に破れたとき、惨劇の幕が上がる……。宮部みゆきの「三島屋変調百物語」シリーズ第3弾「泣き童子」より、表題作をオーディオブック化。朗読は、出演作により大きくイメージを変える名優・平田満です。末吉が突如泣く、その理由は何なのか。真実が明らかになるとき、物語は衝撃のクライマックスに向けて一気に加速します。人間の恐ろしさと哀しさ、断ち切れぬ業を鮮やかに描き出す宮部みゆきワールドを、存分に味わってください。

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、自らも瀕死の状態に陥った。だ

四人の死者は、一軒家の和室に並べられた布団に横たわっていた。頭までかけられた掛け布団をはがすと、性別も年齢もわからないほど粘着テープが貼られていた。「武蔵村山市における占い師一家皆殺し事件」に駆り出された音道貴子は、本庁捜査一課星野警部補とコンビを組んで事件に当たることになった。清潔感があり人なつこい様子の星野に貴子は「悪くない」第一印象を抱いたが――　女刑事音道貴子シリーズ第三弾。　監督/吉田純子・編集/三好達也_武井寿夫

「救い出すからな」「―はい」「それまで、がんばれるか」「―分かりません」音道貴子のいらえを聞いた滝沢はぞくぞくした。あの絶対に弱みをみせまいとする女が。まずい。人質となって７日。限界が近い。どうにか生きているうちに発見できたと言うのに。･･犯人グループは銃を持っている。わずか数メートルの距離にいながら手も足も出せない。どうすれば、いい。　――緊迫の下巻。　監督/吉田純子・編集/三好達也_武井寿夫

真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。奇妙な雰囲気が漂う車内で、いわくありげな老富豪が刺殺体で発見される。偶然乗り合わせたポアロが捜査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが……ミステリの魅力が詰まった名作の新訳版。（解説　有栖川有栖）

ヤクザが支配する環境犯罪に囮捜査は功を奏すのか。

幻想性の色濃い作風で知られる昭和初期の作家、夢野久作の短編小説。初出は「九州日報」［1925（大正14）年］。田圃へ虫とりに行ったお父さん蛙は、無残にも鵙に捕えられ死んでしまう。

Danger awaits best friends on the island of Malta, where one will be accused of murder and the other of being a spy on the run. A missing journalist cannot tell the world he is still alive by becoming a mystery writer's alibi. When Hiromi came back to Paris to settle an old score, she had no idea her target might be hiding on the island of Malta. But, now, she has a chance to redeem her reputation by neutralizing a rogue agent and capturing the mystery writer who hides agency secrets in his novels.

舞台はいつも準備中の…

イヤな汗が背中を伝う……

ふとした日常に潜んでいる恐怖。何気ないコトが、一転して、凄まじいまでの恐怖に変わる……日常に潜んだ身近な恐怖、人間の理解の範疇を越えた、心霊とも違う、不条理な、そして、払いきれない恐怖がここにはある……

あなたが送る何気ない毎日。それは、もしかするとこんな非現実的な現象と背中合わせかもしれません。絶対に自分の身には起こらない。あくまで、テレビや本の中の世界と思っていた仮想現実が今、あなたの身に起こるかもしれない！

震撼の怪奇現象の数々がついにオーディオブック化！

※本商品は「帝都伝説―街すべてが恐怖」(リイド社刊 山口敏太郎著 ISBN：978-4-8458-3550-8 500円(税込))をオーディオ化したものです。

本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約 25 km、1528 kcal 消費できます。

*第1位『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編ベスト10*第1位〈週刊文春〉2015年ミステリーベスト10/国内部門*第1位「ミステリが読みたい! 2016年版」国内篇*第3位『2016本格ミステリ・ベスト10』国内篇2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、事前調査のためネパールに向かう。

横山秀夫「D県警シリ…

攫われた呉定縁を救出すべく朱瞻基は一計を案じるが、過酷な危機が彼を襲う。一方、呉定縁の前に現れた教団の指導者は、衝撃的な真相を語りはじめる。明王朝の存亡が決まるまでの猶予は残り七日。

連続殺人の容疑者に間違われ、事故死した少年。１５年後、女性殺人の重要参考人となり、行方不明になった会社員。「息子は悪くない」―二人の母親の想いは交錯し、二つの事件をつなぐ衝撃の真実が明らかになる

11月初旬のある日、私立探偵・沢崎の事務所を訪れた紳士の依頼はごく簡単な身辺調査のはずだった。

娘のいわくありげな態度に惹かれマーロウは依頼を引き受けるが、調査に赴いた先で、次々死体が……。事件はやがて探偵を欲望渦巻くハリウッドの裏通りへ誘う。『かわいい女』新訳版。

十五世紀の中国、明の時代。北京から南京に遣わされた皇太子は爆発による襲撃に襲われる。さらに北京にいる皇帝も命を狙われていることを知った皇太子は、幾度と襲い掛かってくる刺客から逃れつつ、南京から北京へ向かう幾千里にもわたる決死行が始まる！

Following the loss of his brother to the war in Europe, Canadian writer John Easley feels duty-bound to report the story that seems to have fallen into his lap: the 1943 Japanese occupation of the U.S. Aleutian Islands and the Allied attempts to drive the Japanese forces back into the sea. But when his plane is shot down over the island of Attu, he is exposed to the full fury of a wilderness known as "the Birthplace of Winds." He soon discovers that the island’s indigenous residents (U.S. citizens) have all disappeared and that he has one choice: surrender or face starvation and madness alone.