Episodios

  • #91 Neuroscience needs behavior: towards pluralistic neuroscience
    Jul 5 2025
    NYU Long/Buzsakiラボの、藤島悠貴さん(@yfujishima_) さんがゲスト。近況アップデート、最近出た唄うマウスの行動解析論文、Krakauerのオピニオン論文を元にした議論、など (6/15 収録)Show Notes (番組HP):Michael LongGyuri BuzsákiPaul GlimcherDmitriy AronoがHHMIとったAttila LosonczyAlex WilliumsFlatiron InstituteEero Simoncelliダグラス・ウェバーのコーヒーミルSimonsさん亡くなったSimonsのブリッジグラントが再編成されてFellow-to-Faculty (FtF)にTime warpingのメソッドInternational Brain Laboratory (IBL)Caleb Kemere唄うマウスの行動解析論文: Fujishima and Long, 2025(補足)サーマルカメラを直接SLEAPに突っ込む: 16bitで保存された生データに対し、背景除去などいくつかのヒューリスティックな前処理を行った上で、8bit動画に変換し、SLEAPに流しています。詳細はメソッド欄をご参照ください。(藤島)コスタリカでのフィールドリサーチティンバーゲンは、species-specific behaviorを、その種に特有の本能的な行動と定義しており、学習を必要とせず、生得的に備わっている(ただし、学習によって全く変化しないという意味ではない)定型化された行動パターン(action patterns)を指している。一連のパターン化された動きは、特定の外界刺激(releasing stimuli)によって“解放”(release)されることで引き起こされるとされている。また、これらの行動は外的刺激だけでなく、ホルモン状態などの内的要因にも影響を受ける。1951年に刊行された『The Study of Instinct』において、ティンバーゲンは自身の代表的なイトヨの研究をはじめとした具体例を通じて、これらの現象について詳述しており、この本は、1940〜50年代の英語圏において主流であった実験心理学、特にパブロフらの影響を受けた行動主義(内的状態に依拠せず、観察可能な行動のみを実験室で科学的に扱う立場)に対して、一種のアンチテーゼを提示するものとなった(らしい)。(藤島)歌い返すのにneocortex (orofacial motor cortex)が必要ということを示した論文 Arkarup Banerjee lab2wkだまるのcitation歌う姿勢(YouTubeビデオ)David Schneiderのポスドク時代のcollorary dischargeに関する論文Neuroscience needs behavior: correcting a reductionist biasJohn KrakauerMarrの3つのレベル — computation, algorithm, implementationHubel and Wiesel68年〜などと言ってますが、正確には方位検出の初出が1959論文、 algorithm (+implementation予測)の提示が1962論文 (Fig19)。(補足)computationが線を検出すること、algorithmがいくつかの丸型の受容野を持った細胞が一つの細胞に入力することで線に対応する受容野を作りうるという模式図、そしてimplementationが丸型需要野を持つLGNの細胞がV1L4にconvergeすること。(萩)ImplementationのH&W予測が凡そ正しいことを示せた2018年のScanziani論文Degeneracy: この文脈では同じcomputationを成り立たせるalgorithmが複数ありうること、もしくは同じalgorithmを成り立たせるimplementationが複数あること。Eve Marderはよく、あるneuronのoutputのパターンが同じでもそのneuronにinputする細胞群のパターンが異なりうる、という文脈でよくcircuit degeneracyと書いている。Neuroscience needs evolutionNeuroscience needs behaviorのオマージュ: evolution(先述)、psychology, Network science 全然違うNeuroscience needs behaviorCris Niell哺乳類とは全く独立して進化したタコの目の仕組みEve Marderが”toleranceと”mechanism”の粒度について語るポッドキャスト回 (Night Science)Johnson-Lindenstrauss Lemma: 高次元のデータを低次元に写しても、データポイント間のpair-wise distanceはほぼ保たれるという定理。(Chen and Pesaran, 2021 に軽くmentionあり)Krakauer兄弟同時出演ポッドキャスト回 (Brain Inspored)Current Biology: John and David KrakauerSchultz, Dayan, Montague - ドーパミン界の金字塔(ほぼreview)論文の裏話 (JNSのシュルツの自伝、pdf直リンク)Hodgikin-Huxley model論文結果としてNaとKチャネルのサブユニット数や機能を予測していたYael Niv氏の似た趣旨の論文Nathaniel DawNIHの論文をオープンにしないといけないという新しいポリシーAllen Instituteのbehavior & ephysオープンデータセットKen Harris日本がメリケン脱出組に700MHHMI Hannah Gray FellowshipやめたAng Leeさん(映画監督)ハルクに変身した主人公が怒りに任せて研究所を破壊するシーンDeepMindのLLMが医者AIがリアルな医者...
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    2 h y 57 m
  • #90 Discourse on the method of rightly conducting intelligence research — Part2
    Jun 27 2025
    Allen Institute, D3の伊藤慎也 (@shixnya)さんゲスト回、後編。釣り生活、SC (superior colliculus)での音表象の仕事、Allenに移ってからの仕事、LLMの発展による日々の仕事への影響、など (6/20 収録)Show Notes(番組HP):Walmart なんでも売ってる全国チェーンのスーパー。銃も売ってる。Rockfish メバル(?)SCの音のspatial map論文 (Ito et al., 2020)頭部輸送(伝達)関数、Head-Related Transfer Function, HRTF音のタイミングの差で音源定位、トリは脳幹のディレイラインでやっているが、マウスはどうやら違う、というコメンタリ論文。 解説:バットなどの小さな哺乳類でInteraural Tining Difference (ITD)が定位に機能しないのはわかっていて、その外挿としてマウスもITDを使用しないだろうということは言われていました。2020の論文はITDがSCの Spatial RF および空間マップに寄与しないことを言っていて、behaviorの実験はしていないので、他の脳部位の活動にITDが寄与する可能性は排除しません。SCのマップに関してはマウスでの最初の論文になるのでそれに対してどの要素(ILD, ITD, Spectral)が影響しているかについても最初の報告となります。(伊藤)Tucker-Davis Technologies (TDT) マルチセンサリー論文SCのvision mapを崩すEph genetic manipulationモデルとその応用Camplanola, Seeman et al. 2022 大規模にマルチパッチしてconnectivityを調べたAIBSのin vitro electrophysiology部隊のflagship論文去年出た伊藤さんのvisual-behaviorのcell-typeモデル解析論文Change detection taskMarinaのplatform paper、VIPのsurprise表象が主なfinding (気づけば最初のプレプリントから既に2年経っている)Stabilized supralinear network by Ken MillerAlexの同データセットをHMM-GLMで解析した論文MarinaのeLife (Visual Behavior部隊の1st Gen Flagship論文)Shohei Furutachiの論文、上記のplatform paperとコンセプトがやや被ったSimuationでマルチパッチと対をなす元データの一つ:EMでconnectivityを大規模に調べた仕事 (MICrONS)Billeh et al., 2020 元になったAntonのグループの大規模シュミレーション仕事の前作Scanziani-Lienモデル: Lien&Scanziani 2013, 2018Mrsic-Flogelのlike-to-like connectivityを実験的に示した一連の仕事 1,2,3Wolfgang MaassのTensorflowトレーニング論文NVIDIA A100ADAMオプティマイザExponentiated ADAM Exponentialと言い間違えていましたが、正しくはExponentiatedですね(伊藤)Transformerの初出は2017年Matthew Botvinick 気づいたらなぜかYaleのLaw SchoolにいるAntonは小説家A. BrainAge of Cindyユヴァル・ノア・ハラリ21 Lessons for the 21st CenturyNexus: A Brief History of Information Networks from the Stone Age to AIサピエンス全史銃・病原菌・(鉄) ジャレド・ダイアモンド伊藤さんの新潟での登壇予定:Advances in Brain Modeling and AI applications (7/25に本学会)Connecting Digital Brains Across the World (7/23のサテライト)Editorial Notes:収録した話を聞いてるとこの人NeuroscienceそのものよりNeuroscience周辺の技術の方が好きなんじゃないの、と思いました。Neuromorphic chipに触ってみたいです。(伊藤)スマブラ強化学習とNVIDIAの株価の話をするのをすっかり忘れてました。あと”北大卒で音源定位”というとどうやってもマークKonishiなわけですが、その話をするのも忘れました。また次回のお楽しみということで (萩)Blue Brain Projectみたいなのを想像していましたが、それとは違ってプロジェクト毎に目的が設定されていく感じが新鮮でした。シンポジウム楽しそう (脇)
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    1 h y 36 m
  • #89 Discourse on the method of rightly conducting intelligence research — Part1
    Jun 27 2025
    Allen Institute, D3の伊藤慎也 (@shixnya)さんゲスト回、前編。Allenの理論・計算部隊の実態、札幌での高校〜大学学部時代、インディアナ〜サンタクルズでの理論素粒子物理から実験神経科学への転身、科学哲学、など(6/20 収録)Show Notes(番組HP):SfN@SanDiegoは2013年でしたMindScopeChristoph KochCamplanola, Seeman et al. 2022 大規模にマルチパッチしてconnectivityを調べたAIBSのin vitro electrophysiology部隊のflagship論文D3: Center for Data-Driven DiscoveryD3のDirector公募中Uygar Sümbül (はD3ではなくてAIBSであることに初めて気がついた)Stefan MihalasMichael BuiceAnton ArkhipovLearning mFISHMarina GarrettPeter Groblewski札幌南高校響け!ユーフォニアムソクラテスの弁明ソフィーの世界能をつかんとする人 from 徒然草(吉田兼好)英語は絶対勉強するな!Peter Higgsユーイング装置によるヤング率測定John BeggsAlan LitkeSotris MasmanidisUCLA Silicon probe 萩原が昔使っていたのは128”D”Nでした。Nano-ZIntanDavid FeldheimNiel and Stryker 2008Jianhua CangMarcus MeisterFu/StrykerのVIPの論文(2014)Michael StyrkerKilosort: spikesortingのアルゴリズム+softwareパッケージ 最新版の4の論文Neuropixels1.0の最初の論文(2017)伊藤さんのUCSC時代の最初の論文(2017)Editorial Notes:人生を大きく左右したキーワードの一覧を見ると、なんとなく心をつっつかれるような気持になります。他の人には何でもないものなのかもしれませんが。(伊藤)東京支部・海外支部があるぐらい高校のOBOG会(六華同窓会)が強力なのですが、卒業後に登録等一切してないので行方不明者扱いだと思います。大学の同窓会もそうですが。(萩)ローテーションで別分野の研究や様々なラボの文化を体験する、というのはやってみかったことの一つ。やる側は大変だとは思いますが。(脇)
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    2 h y 8 m
  • #88 Absolutely not absolute
    Apr 17 2025
    予算カット、2年ルールWaiver、資産運用への影響、メールでのコミュニケーションなど。論文紹介は、実装が簡単な高速FLIMと、Sequeincing by expansion (4/9収録)Show Notes (番組HP):渦中のハーバード(pdf)コロンビアのNIHグラント停止Hiring Freeze Announcementデモに参加したらビザ停止Stand Up For ScienceTwitterで告知2年ルールのWaiver濱崎さん回401(k)iDeCoReddit: Fire Flow Chart Version 4.3Reddit: 401(k) max vs mortgage payment三権分立の憲法への反映はアメリカが先五十嵐さん回 1 2 3 4NSFはFellowshipを出す数が半分にRedditに降臨2ちゃんに柳沢先生ご本人登場マウスも毛むくじゃらにのプレプリント狼復活論文紹介論文1:Absolute measurement of fast and slow neuronal signals with fluorescence lifetime photometry at high temporal resolutionSabatini (弟) ラボ安田さん回Jablonski図Time DomainでのFLIM計測のわかりやすい図 (pdf, これの7ページ目)Frequency Domainとの比較に使った図 (pdf)注:PMTからのシグナルも位相をズラすと返答してしまっていますが間違いです。(萩)Fiber Photometry を流行らせたのはDラボロックインアンプFLIM用のcAMPセンサーWash UのYao ChenCholinergicセンサーFLIM転用Becker & HicklのFLIMInstant FLIM前にSabatiniラボのプレプリントを読んだ回David AndersonのState論文、たとえば 1 2 3脳の温度は結構変わるpHも睡眠とかで変わる未来予想回齋藤さん回 1 2 3論文2:Sequencing by Expansion (SBX) – a novel, high-throughput single-molecule sequencing technologyナノポアレビューDpo4CMOSによる並列化の例ONTのNanoporeONTを使ったリード精度benchmark研究階段状の建物元根さんProtein Sequencing日本語解説本社のプレスリリース動画Editorial Notes:The Apprentice の参加者になった気分です (脇)大学の自治を守るのは大変重要ですが、ファカルティは大学側の政府への抗議をどう受け取ってるんでしょう。しかし、9 billionだったり2.2 billionだったり、桁が大き過ぎてもうよくわからなくなってきました(萩)
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    2 h y 15 m
  • #87 Pushing the limits of Drosophila – Part 2
    Apr 6 2025
    Baylor College of Medicineの山本慎也さんがゲスト。後編。ハエの疾患モデルとしての限界、凍結保存ができない問題とそれが育んだコラボレーション文化、留学を選択肢と考えるための本の執筆、PhDを取った機関でポスドクを飛ばしてPIになることについて (3/28収録)Show Notes (番組HP):山本さんNR回 前編非哺乳類モデル動物の臨床応用ハエの疾患モデル一覧パーキンソン病モデルハエの例(α-Synuclein)ハエの脳にはドーパミン作動性ニューロンが数百個しかない (Table 1にHemisphereあたり~282個と書いてあるので成虫の脳で550個くらいみたいです。by山)アルツハイマー病モデルハエの例(Aβ42)自閉症モデルハエに関するReview 1 2 3ハエの求愛行動ハエの攻撃行動ハエのパーソナルスペースハエのグルーミングJulie Simpsonハエの嗅覚と痛覚を介した記憶のT-mazeアッセイハエで精神疾患モデルは作れるか? 1 2ハエのがんモデルでcachexiaが起こるハエのBMP(Bone Morphogenetic Protein)シグナリングハエのノルアドレナリン受容体はタイラミンやオクトパミンに反応する手間がかかるので誰もやってないハエの凍結保存プロトコル 1 2 3ハエ系統の自由なやりとりの伝統と現状Indiana大学のBloomington Drosophila Stock Center京都工繊大のストックセンター遺伝研のストックセンターウィーンのストックセンターDrosophila Information ServiceFlyBaseJaneliaのSplit GAL4リソース データベースハエゲノムプロジェクト(2000年にドラフトが完成、線虫は1998年でした。by 山)羊土社から出した『研究留学実践ガイド』連載、研究留学の技法2023実験医学:羊土社から刊行されている雑誌。現行。細胞工学: 学研メディカルから刊行されていた雑誌。廃刊。蛋白質・核酸・酵素: 共立出版から刊行されていた雑誌。廃刊。たまたま取れたNotchの特殊なmutationに着目したScience論文 日本語での要約NotchはDeltaとJagged(ハエではSerrate)というリガンドを見分けている(訂正:FringeはNotchのDeltaとの結合を強め、Jagged/Serrateとの結合を弱めます。by山)News & Hot Paper Digestではなく、カレント・トピックスでした(by 山)The Notch MeetingGordon Research Conference(GRC)とGordon Research Seminar(GRS)NotchのGRSGRSの座長をした際の体験談(Campus & Conference探訪記)実験医学のNotchシグナル特集どうする?コロナ禍での海外研究留学 1 2 3 4 5 日本における雇い止め問題に関するNatureとScienceの記事ベイラー医科大学って知っていますか?ヒューストンのNASAはロケットを打ち上げてない『研究留学実践ガイド』のテーマ:はじめに(pdf)留学特集の座談会記事 1 2中田大介先生安田先生NR回五十嵐先生NR回 1 2 3 4留学前後・ラボでの立ち居振る舞い:立ち読みサンプル 1 2失敗したけど、こうして切り抜けましたエピソード:特にコラム4-5から4-8ラボレポート、留学編・独立編留学をしないという「選択肢」:コラム4-10藤島さんNR回 コラム3-3(立ち読みサンプル) DEI政策の激変テキサスはDEI停止を先取りハーバードにおけるAffirmative Action訴訟Texas Children’s HospitalDuncan NRI(faculty list)Huda Zoghbi(HHMI)Rett SyndromeSCA1(Ataxin)Atoh1(Math1)DP5(Early Independence Award)独立して最初のR01が取れたPIの平均年齢は43歳(2010年 NIH調べ)Hugo Bellen(元HHMI)博士の時にやったスクリーニングからプロジェクトがたくさん生まれた 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 etc ハーバード、UCSF、Janeliaのフェロー制度ドーパミンの産生・放出・代謝
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    1 h y 21 m
  • #86 Pushing the limits of Drosophila – Part 1
    Apr 2 2025
    Baylor College of Medicineの山本慎也さんがゲスト。前編。ツールとしてハエを使うNeuroscientistと脳を見ているハエGeneticistの違い、ハエForward geneticsからヒト希少疾患研究に繋がった経緯、Living test tubeとしてのハエの魅力、Reverse geneticsによるヒト化ハエのRare disease・Common disease・感染症研究への応用について (3/28収録)Show Notes (番組HP):山本さんラボHP(更新が滞りがち) LinkedInベイラー医科大学動物育種繁殖学教室今川和彦先生着床現象は種特異的臍帯形成などに異常があるVps26a(Hβ58)の変異マウス 1 2Hugo BellenJan and Dan Duncan Neurological Research InstituteHugoによるレビューScott Emr武田洋幸先生多羽田哲也先生後藤聡先生Retromer ComplexとWnt signalingに関する論文(4本じゃなくて5本でした:Dev Cell x3 + NCB x2) 1 2 3 4 5Gerry RubinAllan SpradlingThomas CechSeymour Benzer追悼記事 1 2Thomas Hunt Morganハエ研究の黎明期メンデルによる遺伝子の提唱と再発見津田梅子先生がMorganのところでやった仕事メンデルの法則Hermann Muller放射線による遺伝子の破壊・改変を発見Marie Curieの死因発生生物学者と遺伝学者は仲が悪かった最初のNotchミュータントの欠けている翅HomozygousだとNeurogenic phenotypeAntennapediaとUltrabithoraxハエの記憶に関する最初の報告この系をつかった最初のL&Mの変異体、dunceの論文(cAMPの分解酵素)サーカディアンリズムのperiod変異体の論文ShibireはDynaminに関する変異体Kir2.1NaChBac遺伝学的手法を用いてハエの神経活動を操作する(リンク先Table2)GSAによるショウジョウバエの学会CSHLのNeurobiology of DrosophilaJaneliaのconferenceNRでショウジョウバエを扱った回Forward genetics(順遺伝学)とReverse genetics(逆遺伝学)Chemical mutagenesisではEMSやENUがよく用いられるarmadillo (arm)=ハエのβ-Catenin Christiane Nüsslein-VolhardEric WieschausThe Heidelberg screen回顧録MARCM利根川先生のCaMKII-Creを用いたconditional KO (訂正:CaMKIIをcKOしたんじゃなくて、CaMKII-Creを用いて別の遺伝子をcKOしてましたね。 by 山)Flp/FRTとEMSを組み合わせることによるモザイク・スクリーニングの初出論文 レビューハエのElectroretinogram(ERG) 1 2musashiとハエの感覚毛の4細胞感覚ユニット岡野先生らによるmusashi発見博士の時にやったスクリーニング結果をヒト希少疾患と結びつけたCell論文ApoE2とE4: 逆でした (by 山)ヒトゲノム計画におけるBaylorの貢献HapMap project1000 Genomes projectCenter for Mendelian GenomicsRichard GibbsJames LupskiSynteny(シンテニー)Complementation test(相補性検定)LiqinのMARCM EMS Screenの例Hippo signaling pathway レビューこのPathwayのコアのhippoという遺伝子は4つのラボで同時期にFLP/FRTスクリーニングなどを通じてみつかりました(Cell2本、NCB2本) 1 2 3 4ハエのin vivo RNAiのライブラリ 1 2 3RNAiとEMSで見えてくる遺伝子が違う:Cell論文のFig. 2CRISPRも含めて、Mammalの例 1 2Rett Syndromeの原因遺伝子はMECP2Huda Zoghbiハエ遺伝子のヒト化T2A-GAL4Kozak-GAL4Mutationの機能的分類(Muller's morphs)Undiagnosed Diseases Network(UDN)NIH CommonfundBRAIN initiativeUDN Model Organisms Screening Center
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    2 h y 27 m
  • #85 Prediction models
    Jan 13 2025
    新年の抱負、第二回おたよりコーナー、2025年に起こる神経科学まわりの出来事予測 Top 5 (1/5収録) Show Notes (番組HP): 抱負 イーロン・マスクはH-1Bに賛成米国PhD持ちにはGC?バイデンがやってることJ1 の2 years rule waiver おたより おたよりフォーム前回のおたより回佐野さんの回小川誠二先生ベル研究所あの論文 1 2松井さん柳下さんNeuroでの北沢萩原シンポジウム吉良さんHuberman Lab PodcastNight Science PodcastGeorge回Yanaiアメリカでラボを持つことになったYukiさん千歳さん回AddgenePenn vector core の transferUNCのvector coreKimberly RitolaAdam HantmanMouseLightJayaram ChandrashekarArmamentariumIodixanolだと空ベクターが多くセシウム遠心だと少ないRafael YusteSydney Brennerの有名な言葉: "Progress in science depends on new techniques, new discoveries and new ideas, probably in that order" の出典に関するシドニーブレナーのぼやき齋藤さん回 1 2 3齋藤さんラボHP 2025年に起こる神経科学周りの出来事予測 5選 えめさん回Three photon imaging ventralでもなかったIn vivo透明化 パプリカパウダーボイデンラボから今井ラボから根本ラボからJaneliaでCultureをやっているAbraham BeyenemStayGold 1 2 3 ComparisonStayGoldは照射方式によってパフォーマンスが落ちることがある場所細胞のhyperbolic geometryTorus論文まささんmicroRNAのTarget SequenceAllenとかで顕著なenhancer AAVCellReadr, RADAR, RADARSITRのプロモーター活性ミニマルプロモーターの話をした回CRACM千歳さんの新しい現象キャラクタライズ 1 2 3 4バインダー設計、例えば 1 2 3 4AI ScientistWaymoCraniotomy robot牧野さん回ポッドキャストも置き換えられるかも みなさんの予測のおたよりをお待ちしております (脇)アグる(aggregateする)は使うけどバリコる(varicosityつくる?)は初めて聞いた(萩)
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    1 h y 38 m
  • #84 Synthetic developmental biology
    Jan 7 2025
    University of Washington の浜崎伸彦さん(@Nobu_Hamazaki)がゲスト。Human RA-Gastruloid論文、条件探索のコツ、ステージング問題、卵子形成論文、PI生活、今後目指す合成的発生生物学の方向性など (12/12収録) Show Notes (番組HP): 浜崎ラボHP博士課程(の後半)での所属ラボ:中島欽一ラボ日本での所属ラボ:林克彦ラボ (現在は阪大)日本にいたときの卵子形成転写因子論文かぐや論文Parthenogenesisのレビュー留学先の所属ラボ:Jay Shendureラボ留学先でのHuman RA-Gastruloid論文最初にあったマウスGastruloid論文Matrigelおすすめの発生生物学の教科書ギルバート発生生物学、ウォルパート発生生物学とラングマン人体発生学とそのムービーJayのGestaltイベントのレコーディングシュペーマンのオーガナイザー (pdf)Turner SyndromeWntアゴニストのカイロン下流のBrachyury (T)という転写因子最近出ていた脊索が現れる3D trunk organoid論文bioRxivに最初に出た論文とその数日後にアップロードされた競合論文 その1 2 3 4の出版論文としての結果 1 2 3 4最近溜まっているEmbryonic single cell data 1 2 3 4 5 6 710xsci-RNA-seq3Smart-seq3Wei Yangさん(Jayラボメンバーページ)マーカージーンをGPTに入れると予測してくるMappingする方法 UMAPのco-embeddingFoundation modelを作っていく例今村さんとやっていたgene regulationZygotic genome activation精子のヒストンがプロタミンに置き換わる機構残ったヒストンがinter-generationalなepigenetic memoryに関与する?(pdf)父が肥満だと子が肥満になりやすい、母だとそうでもないダーウィン vs ルイセンコiPSで精子作成している例減数分裂?に関するプレプリント パキテンで止まっている山中論文は24から4へ卵子が大きくなるためにはアクアポリンが必要。<- Glycineチャネルを介した浸透圧による水分流入のことでした。卵子形成に伴ってゲノムが徐々に無秩序にする 1 2 卵子のヒストンはモノユビキチン化が盛ん 1 2 不妊治療でホルモン注射や針を刺す場合Polony Sequencing最近宇宙とか言ってるI-5: 東海岸を縦に貫く道路At the Helm: Leading Your LaboratoryWestlake University前回の政権でのES細胞についてのポリシー:新しい株は作れないブッシュ政権の時はES細胞研究はほぼできなかった培養ニューロンにゲームさせてる論文Retinaからのprojectionを再現ヒントンらによるBackpropagationと脳に関するレビューBackpropagationが実装されていうるかも、という最近の論文海馬とTransformerの関連を議論した論文目の実装、イカとの違い流行ウイルス予測の研究エクトダーム単体でほっとくと神経になる 1 2 臨界期窓リオープン 抗生物質ではなくてバルプロ酸でした。(抗てんかん薬)Anhedoniaの論文加齢と記憶力、最近出たBipolarのモデルマウスを作るような研究小頭症オルガノイドDirect reprogrammingによって作成したらAgeは残ったまま4因子発現による若返りベンチャー 1 2 Seattle Hub for Synthetic BiologyCole Trapnell lab冬眠するげっ歯類から作ったiPS細胞からケミカル同定の論文 発生生物学から学び、発生生物学のその先に進む研究に興味がある人はいつでもご連絡ください。面白いサイエンスができると思います。(浜崎)“早く留学した方がいい”という意見を頻繁に耳にしますが、留学するorしないではなく、いいラボでポスドク時代のトレーニングをできるかどうかが重要というのを体現されていると思います。(萩)ラボメンがHamazaki et al.とよく言っているのですが、まさかご本人様にこの番組でインタビューできるとは思ってませんでした。 (脇)
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    3 h y 29 m